
腰を伸ばせない・・
上を向けない・・
そんな腰痛の方は、背中の筋肉以外の場所が腰痛の原因になっているかもしれません。
一般的にお辞儀した時に症状が出てくる場合は
背中(筋肉)の硬さが原因となる可能性が高く、マッサージや筋肉を温める治療が効果的です。
しかし、体を後ろに反らせた時、腰を伸ばした時に症状が出てくる場合は
関節同士が衝突して、痛みを引き起こしている可能性があります。
この場合は、マッサージよりも関節を操作する
『関節モビライゼーション』
という施術が効果的です。
筋肉が原因か、関節が原因か、、
検査をしていけば分かります。
そして、原因に合わせた施術をする。
改善までの近道ですね。
足と腰のリハビリテラス
伊波(いは)

腰を伸ばすと痛い・・
筋肉が原因の場合、動作を繰り返すと楽になっていきます。それでも残る場合は関節が疑われます。
※あくまで簡易的な鑑別方法なので、これだけで判断しないように注意してください。

腰の関節同士が衝突する!?
骨盤と背骨の背面図。
矢印の場所が繰り返し衝突すると腰痛を引き起こします。(椎間関節性疼痛)
症状の出やすいケース:
・生まれつき骨の形が衝突しやすい構造になっている方
・腰の一点に負担が集中する動作や生活をしている方

関節が原因なら、関節を治療する。
まずは関節が原因の腰痛かどうかを鑑別します。関節が原因だと分かれば、関節を治療します。
当たり前のようですが、世の中治療方法ありきで腰痛を治そうとしている方がたくさんいらっしゃいます。そうではなく、原因に合わせて治療方法を選択する。これが本来の治療の姿だと思います。
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